快作、愛のむきだし(DVD)

評判の映画のDVDが出たのは知っていたが、やっと見たのは今日。ほとんど前知識はなく見たのだが、終盤で涙が出てとまらない感動の作品だった。時間は237 分で、本編は2枚組。でも一気に見てしまった。最近では、「その土曜日、7時58分」をDVDで見たが、暗さと後味の悪さで、見たくないと思っていたこの手の米国映画にひっかかった自分が情けない。それに対しての、この日本映画は素晴らしかった。親に問題のある子供たちが大きくなった時の話。カルト宗教団体がテーマとなるが、村上春樹1Q84にも通じる話題。映画のロードショーは1Q84の発売より前の今年の1/31。全体に流れる、大林宣彦の「さびしんぼう」(古いが、これも必見)を思わせるようなユーモア、でも「さびしんぼう」とは時代も変わって、実に情けない大人達・・・。本当に?これが実話とは・・・(でも、この映画の全てが実話ではないのでは・・・)。大変素晴らしい映画で、必見の映画と思う。ねたバレになるのでこれ以上は詳しくは言えませんが、皆さん、ぜひ見てください。

愛のむきだし [DVD]

愛のむきだし [DVD]