ユッスー・ンドゥール(Youssou N'Dour)の新作 History

ユッスーのインターナショナル向けの新作CD。2週間前に入手し聞いてきたが、特に大事なアルバムは、初めて聞く感動を味わうためにも、事前にSpotifyなどで聞かないことにしている。再演のBirimaを聞くと、イントロの違うメロディに面食らったけれど、いいアレンジですね。Confessionは名曲でピアノの音色も印象的、他の曲も明るくてよいし、ハチロク風の曲もある。ただ、ゲストシンガー(モホンビ)があまりに全面に出る曲「Hello」などは、ユッスーのアルバムとして違和感がある。
ユッスーは地元セネガル向けとインターナショナル向けに作り替えるのはいつもの手法で、このインターナショナル向けも、ンバラ色はほぼない。でも、今回は、曲、ギターもよく、何よりも、ユッスーが歌いすぎず、音の厚みも少なくて、昔のインターナショナル版の頃の良さが戻って来た気がする。愛聴できるかは、自分の今後の聞く頻度でわかることでしょう。

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