新境地の映画インセプション(INCEPTION) ネタバレなし


サッカーW杯で、全8試合の試合結果を的中させた独のタコ「パウル」が話題になった。1/256の確率で的中したのもすごいが、的中実績のあるパウルの予想に、人間が逆にひっぱられた結果という側面もないかな・・・。それとはちょっと違うが、2/7に今年やることを書いたが、それらを順番に遂行している。1Q84 BOOK3、デイヴ・メイスン ライブ〜情念も買って、いよいよ3つ目のインセプション。全国ロードショーは7/23から。
クリストファー・ノーラン監督の作品は、メメントインソムニアバットマンビギンズ、プレステージダークナイト。どれも一癖、二癖もあるものの良い映画だが、ダークナイトはエンターテイメント性が強く加わった素晴らしい作品。インセプションはその次の最新作で、例のコップの水の傾いたシーンの短い予告編で良い映画を確信。脚本もノーランだが、公開時まで秘密ということで、あえて何の情報も調べずに、先行上映の初日7/17(土)に見に行った。初めは難解な映画でハズシタかと思ったが、少し経つと誤解と分かる。後は疾走していく感覚で、新しいタイプの映画ができたんだなという実感が湧いてくる。ディカプリオや渡辺謙などが撮影で大変な苦労をしているのが分かるが、おそらく撮影中は何をやっているのか分からずに演技をしていたかと思うと、少し笑えてくる。ダークナイトの成功で得た資金と実績があるから、これだけの規模の撮影ができたのだろう。終わった後の爽快感。落ち着いて考えると、キアヌ・リーブスマトリックス(正しくはメイトリックス)の影響も大きいと思うが、
★★★★★ ★★★★★(★1点 10点満点)
を謹呈。見て良かった。
http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/mainsite
当タコのご指南により、次はアブドゥーラ・イブラヒムの東京公演9/29が楽しみ。