いつか何処かで[I Feel The Echo]|桑田佳祐

今回は、このブログを始めた頃の2009.6.9に書いてお蔵入りになっていたメモを載せることにしました。

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桑田佳祐、好きです。いい曲をたくさん書いています。サザンでは横浜と所沢でのコンサートに行きましたが、その後はチケットも買えません。多くの曲を聞いてきましたが、結局、今も一番の名曲と思っているのが「いつか何処かで」です。CMにも使われた超有名曲です。この曲ってノスタルジックな曲調なのですが、1988年当時流行っていた打ち込みでほとんどが作られています。楽器を弾くのではなくプログラミングで音楽を作っていくのですが、アレンジ、キーボードは小林武史が、プログラミングは藤井丈司が担当しています。でも、プログラミングの冷たさはなく、リズミカルなノリをもった作りがすばらしいです。この曲には、桑田佳祐も好きな加山雄三がギターのフレーズで出てきますし、メロディカ風の間奏も良く、今も飽きない大変な名曲と思っています。ジャケットの白黒写真は、私が子供の頃に家の中に掛かっていた風景の白黒写真を想い出させてくれることも相まって、これまたノスタルジックさにあふれています。ビーチボーイズのリーダだったブライアン・ウィルソンが作った「サーフズ・アップ」(幻のアルバム「スマイル」(と言っても2004年に結局出ました)の1曲で、「サーフズ・アップ」に収録)というため息の出る名曲があるのですが、この曲にも劣らない、充分に対峙出来る曲だと、そう思っています。

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今まで働きすぎました。無理をせず十分静養され、また元気に復帰されることを本当に願っています。

サーフズ・アップ

サーフズ・アップ